2017年1月5日木曜日

2016/11/20付 カリフォルニアで謎の発光体?

情報ソース:MUFON(Case Number80430)、TOCANAUFO Sighting Daily

MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:47
2015年7月1日正午頃、カリフォルニア州の道を車で走行中、岩の上に小さな発光体を認めた運転者が車を止めて写真を撮影したところ、それは大きくなって瞬く間に見えなくなったという。
写真には長く写る白い筋と、小さな二つの発光体が写っている。

——画面全体の色合いから見て、車のガラス窓越しに撮影したものだろう。
MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:44
MUFONにはもう一枚、光体が写っていない写真がアップされており、Exif情報を見たところ撮影日時が20:01:44となっていた。問題の写真の3秒前に撮影したものだ。
注意:撮影時刻が20時というのは筆者のパソコンに取り込んで確認したものだが、カリフォルニアのサマータイムシーズンとの時差16時間を考えると、朝4時の撮影ということになってしまう。写真から見てさすがにそれはあり得ないだろう。
7月1日12時の撮影なら、日本では7月2日4時と表示されるはずと思うのだが。撮影したカメラ(Canon PowerShot G12)の設定時刻がいちじるしくずれていた可能性以外わからなかった

後の写真の方が岩に近づいて撮影されているが、レンズの焦点距離は約12mmのままなので、ズームして撮ったものではない。
止まって撮影したとあるが、せいぜい徐行程度で車を進めながら続けて撮影したのだろう。
車内もしくは車外の光が窓ガラスに反射して飛行物体のように見えたので、徐行しながら撮影したところ、1枚目は写らず、3秒後に撮影した2枚目に再び光が反射して窓に写り込み、それを撮影した。
車は進み続けていて光の角度も変わったため、あっという間に写り込みは見えなくなった。
…とそれだけの話だろう。
岩の上の発光体もその下の長い発光体とも、上の方が薄い緑色、下の方が白い光になっている。これは反射の加減で上下二重に写っているのだと思われる。

スコット・ウェアリングは相変わらず「これは地下4〜5kmにある基地から飛び立ったものだ」などとアホなことを言っているようだ。
また撮影場所をエリア51付近を走る、Extraterrestrial Highwayとも呼ばれる国道375号ではないかと言っている。しかしそれは隣のネバダ州であり、カリフォルニア州ではない。(カリフォルニアにはそれに通じる道は延びているが、名前は国道6号だ)
要するにこの男の言うことは相も変わらずメチャクチャなのだ。

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