2018年4月5日木曜日

2018/3/29付 池上さんが政府のUFO答弁書について解説

情報ソース:文春オンライン

池上彰氏
Wikipediaより
By Dyor - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37868497
ジャーナリストの池上彰氏が文春オンラインの連載上で、先日の立憲民主党の逢坂誠二議員によるUFOに関する質問に対しての政府答弁について解説をしている。

池上さんは2016年施行の安全保障関連法の「武力攻撃事態」「存立危機事態」に該当するかどうかを問う質問に対する回答とし、
「確認されるまでは戦闘機などでも未確認飛行物体(UFO)と呼んでもいい」
「UFOは存在するが宇宙船などは確認されてないと答弁するのが正確と思う」
「こうした答弁書を書かされる官僚たちの苦労がしのばれる」などと述べている。

——池上さんはUFOには関心がないのだろう、ちゃんと逢坂議員の質問主意書を読んでいない節が見られる。
質問では米国防総省(ペンタゴン)のUFO調査プログラムを引き合いに、「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体の存在を確認したことはあるか。」と質問している。単なる未確認機、国籍不明機のことを指していないことがわかる。

質問は「アメリカが公式にエイリアン・クラフトとしてのUFOを調査していたことがわかったので、同盟国の日本政府としての見解はどうか」というものなので、単なる興味本位、電波的オカルト趣味(?)での質問ではないと考える。
ただし筆者も米海軍が公表した映像を見る限り、あれがエイリアン・クラフトの可能性が高いと言うことは難しいと思う。むしろ「何やってんだよペンタゴン…」という感じだ。

アメリカのオカルト研究のために日本政府が時間を割いて答弁する苦労はしのばれるが、同盟国の国防問題の一つとして、質問自体が非難されるものではないと思うが、いかがだろうか。

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