2018年3月5日月曜日

地球の歴史

地球誕生から現在まで

宇宙生物の発生について考えるため、われわれ地球の歴史を見てみよう。




地球誕生から、生物の発生、そして現在につながるまでかなりの長い時間がかかっていることがわかる。
人類の歴史は年表の最後のわずかな部分でしかない。

気候変動は、銀河内の太陽系の位置にも原因がある

太陽系は約2億年かけて天の川銀河の中を一周している。
その間、何度も銀河の星が密集して腕になっている部分(渦状腕/スパイラルアーム)の中を、1億数千万年ごとに通過する。渦状腕は車が渋滞している場所のようなもので、重力の影響で銀河の中を公転する速度が一時的に遅くなり、星が密集する場所である。
渦状腕を通過中は近隣に星の数が増えるので、近くで超新星爆発を起こす星と遭遇する確率も多く、爆発による放射線によって地球の雲が増え、地表が寒冷化することが天文学と地質学双方の、最近の研究から明らかになっている。
このことは恐竜の絶滅等にも大きな影響を与えていると考えられる。
太陽系の公転周期は約2億年だが、天の川銀河の渦状腕自体も同じ方向に回転しており、渦状腕を通過するには渦状腕が固定されていた場合と比べて時間がかかる。そのため、2億年で渦状腕全てを通過できるわけではない。
渦状腕の(見かけ上の)公転速度より、星の銀河内の公転速度の方が速いので、星は渦状腕に追いつき、渦状腕を少し速度を落として通過し、また速度を上げるということを繰り返している。

参考資料

  • NHK教育テレビ「高校講座地学」
  • Wikipedia
  • 小学館・学習百科図鑑「大むかしの生物」
  • NHK BSプレミアム「コズミックフロント/見えた!銀河系の全貌」(2012年9月6日放送)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。